睡蓮の五徳
自宅で育てている睡蓮の花が咲きました。
水面に漂う葉っぱ、そして美しい花を咲かせる睡蓮が好きです。
睡蓮のことを調べてみました。
睡蓮の五徳、というものがありました。
1 淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)
泥の中にいても汚れずに綺麗な花を咲かせること。
2 一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)
一本の茎から一つの花を咲かせます。
人間も唯一無二の存在であること。
3 花果同時の徳(かかどうじのとく)
花が咲くときに種も出来ると考えられていたことから、
生まれたときから仏の心を備えていること。
4 一花多果の徳(いっかたかのとく)
自分が開花することで、みんなを幸せにすること。
5 中虚外直の徳(ちゅうこげちょくのとく)
茎の中は空洞です。
自我を捨てて、成長していくこと。
だそうです。
自分はどうだろうかと考えていました。
いやいや、今日はそんなことを考えている場合じゃない!キリッ
締めきりギリギリで「介護職員処遇改善加算の実績報告書」を提出しました。(話題の急カーブ!)
今年も辛かった!
書類は嫌い。
朝起きたら書類が完成してたら良いのに。
花果同時の徳(かかどうじのとく)で。
弊社独自の創造的自立支援とは
介護の仕事は面白い。
正確に言うと、面白くもなるし、つまらなくもなる、と考えています。今、介護業界は慢性的な人手不足の中で、業務効率化というキーワードが飛び交っています。
私たちの会社でも業務効率化は大事なテーマですが、本末転倒な業務効率化にならないように気をつけています。
たとえばご利用者様と話をすることは無駄ではないと考えています。
むしろそれはご利用者様に寄り添うスタッフたちの最も重要な仕事の一つです。
ですので私たちの会社では仮に自分の他の業務(ケアの準備や記録など)があっても、ご利用者様が話をしたいときにはそれを優先させます。
また事務記録やシーツ交換など「対モノ」はスピードや効率重視ですが、入浴や食事の介助のような「対ひと」ではスピードは重視していません。
早くケアを行おうとする新人スタッフが注意されることも少なくありません。
以前の職場とは逆のことで叱られるwと皆さんおっしゃいます。
重視するのはご利用者様が「楽しく生ききる」ためにスタッフが自分の頭で「これはご利用者様にとって良い!」と思うことを行う事です。
そこには最小限のマニュアルしかありません。
新人スタッフには各施設長や私自ら研修を行い、会社の理念や行動指針について伝えます。
その理念や行動指針に従って、各自が自分の心で感じて、自分の頭で考えたケアを実践していくのです。
みんな素晴らしいスタッフばかりです。
ヘルパーも厨房も送迎もライフサポーターさんたちも常にどうやったら利用者の方を喜ばせるか考えています。
毎日の食事だって、厨房スタッフが自らメニューを考え、買い物に行ってつくってるんです。
今日は暑いから予定のラーメンじゃなくて冷やし中華にしよう!とか、
あの人は小食だけど、麺類は好きだから、うどんの日は30g多くとか。。。
本当にスゴい。
そして皆口々に「大変だけど楽しい!」と言っています。
社長の私や主治医、ケアマネジャーさんよりもご利用者様の事を一番知っているのは直接接しているスタッフです。
スタッフこそがご利用者様にとって何が大切で、どうやったら元気になるか、どうやったら楽しく暮らせるのか熟知しています。
ですので、私たちの会社では会社の方針(戦略)はありますが、具体的な「戦術」は各ヘルパーの創造性に任せています。
その方がご利用者様にとって幸せだと思うからです。
私は会社からのトップダウンのケアよりも”現場のアドリブ力”を信じています。
これを弊社では「創造的自立支援」と呼んでいます。
「マニュアルは最小限にしながら、一人一人のヘルパーが会社の理念に則って自分の頭で考えて自立支援を行うこと。」
と定義しています。
厳格なマニュアルに縛られて、ロボットのように働くのではスタッフは楽しくありません。
そしてそれは利用者様にとても不幸なことです。
この創造的自立支援についてブログのなかでお話ししていきたいと思います。
介護はクリエイティブ、イマジナティブな仕事です。
印西の住宅の点検に行ってきました
社長の中川です。
介護サービス事業と並行して建築の設計もしています。
風の気持ちよい季節の中、工務店の方と一緒に印西の住宅の点検に行ってきました。
竣工して5年。
基礎にもクラックなどなく、問題なかったのですが。。。
まさかの伝統的な木造構造の増築が!
ベランダを増築したとは伺っていましたが、
知り合いの宮大工さんにベランダを作ってもらう予定だったそうですが、最終的にはもはや増築。
ていうか、ぱっと見どっちが増築か分からない。
元々あった、僕が設計した方が増築したようにしか見えない状況(笑)
こんな風に朝食後はお二人でたたずんでいるそうです。
今はコロナ禍なので、あまりお客さんも呼べないけれども日々の生活を満喫しておられました。
工務店のSさんも、スゴい!と感嘆していました!ちなみに青森ヒバを貼った浴室はとても綺麗でした。
メンテナンスも良いと思うのですが、無塗装でここまで綺麗なのは青森ヒバの魅力ですね。
敬老の日は寿司を握ってきた
ハッピーニューライフ市川真間で寿司を握ってきました。
コロナ渦の中、家族には中々会えないし、外出も難しい。
そんなときに「楽しく長生き」をモットーにしている私たちに何が出来るか。
ご入居者様たちに、敬老の日に何をしたいか聞いてみました。
お寿司の出前を取るとか、バーベキューをするとか、いくつかの提案の中に社長の寿司が有りました。
僕がお寿司を握っても良いよと言っていたのですが、ご入居者様たちがその僕のお寿司を選んでくれました。
ご入居者様たちの召し上がっている様子などはハッピーニューライフ市川真間のブログをご覧下さい。
形から入る傾向のある自分。
そして今回のお寿司は何よりも演出が大切であると感じていました。
美味しさだけでは出前のお寿司の方が美味しいと思うので。
なので道具や出し方にこだわりました。(こだわりすぎと妻に言われた・・・)
結果、80代、90代のご入居者様たちとこんな会話が。
「生まれて初めて♪」
「何がですか?」
「カウンターでお寿司を食べるの。」
「お寿司屋さんは行ったことあるんじゃないですか?」
「お寿司屋さんには行ったことがあるけど、カウンターは初めて♪」
「え!そうなんですか?楽しんでもらえて良かったです!」
決して上手ではない握り寿司でしたが、気持ちは伝わったようです。
最近食が細くなってきていた方も沢山お召し上がりになりました。
こういう嬉しいことがあるから介護の仕事はやめらんない。
建築家モードの中川潤一
「職業は何ですか?」と聞かれた時、なかなかしっくりくるものがありません。
会社役員?会社社長?建築士?建築家?釣り人?旅人?
そもそも会社も介護施設の運営やコンサルティング、そして建築設計となんだか説明しにくいです。
そんな自分ですが、今回は建築家モードの中川潤一です。
8月10日の土曜日のお昼過ぎから9時頃まで、
京都大学建築学科の竹山聖先生の退官記念イベントが東京駅近くのASJ TOKYO CELLで行われました。
約30年の研究室の歴史を6つの期間に分けて卒業生達がトークセッションを行いました。
僕以外は先輩も後輩も建築業界では有名な建築家ばかりです。
自分は大学院卒業時のコンペで賞金をもらって、そのまま一級建築士の勉強をして事務所を立ち上げたこと、
今は介護と建築というテーマで活動していることなどお話ししました。
自分が卒業してからのことは知らないことも多く、面白かったです。
そして改めて竹山先生の偉大さとお人柄に魅了されました。
来年の5月まで京都を中心にしていくつかのイベントが開催されます。
「大収穫祭」と銘打ったイベントたちです。
四季折々の京都を楽しむのもかねて、京都のイベントも行こうかなと思っています。
母の誕生日にスパイスカレーをつくる
お盆のある日、母親の誕生日でした。
なんかの話の流れで、あなたがつくっているスパイスでつくるカレーを食べてみたい、
ということになり久しぶりにスパイスカレーを作りました。
自分のメモとしてもブログに残したいと思います。
ターメリックやコリアンダー、クミンなどのスパイスです。
今回は生のスパイスとして、ニンニク、ショウガ、コリアンダー、青唐辛子を使用。
その生のスパイスに、シナモンスティック、クローブを加えて炒めます。
その後、スライスしたタマネギを飴色まで炒めます。
ホールトマト投入。
プレーンヨーグルト投入。
あ、その前にぶつ切りにした鶏の骨付き肉を投入してました。
メインのスパイス投入。
ターメリック、コリアンダー、レッドチリペッパーと塩。
追いスパイスとして、クミンホール(種のまんま)、マスタードシード(これも種)、タマネギのみじん切りを炒める。
よく炒めてから投入。
ヨーグルトが入るとコクがでて、完成。
煮込む時間含めて約3時間。
トマトが入ると爽やかになります。
よくあるバターチキンカレーよりも軽い味わいです。
で、ソーシャルディスタンスということでカレーは実家に届けてきました。
これがホントのボン(盆)カレー。
最高じゃないっすか!ネスト15周年!
ネスト実籾がおかげさまで15周年を迎えることが出来ました。
ご利用頂いているご利用者様、ご家族やケアマネジャーの方々、ボランティアの方々、地域の皆様、そして15年間ネスト実籾の運営に関わってくださった全てのスタッフに感謝します。
詳しいイベントの様子はネスト実籾のブログを見て頂くとして、ネストのブログで紹介されなかったところを消化視します。
今回15周年に向けてご利用者様にアンケートをとりました。
「ネスト実籾を漢字一文字で表すとしたら?」というものです。
私は「笑」とか「楽」かなあと思っていましたが、、、
渡邊リーダーより発表です!
「癒」でした!
みなさん、ネストに来ると癒やされるとのことでこの漢字が選ばれました。
楽しくて、美味しくて、でもって癒やされるなんて、、、最高じゃないっすか!
ちなみに、この「癒」のボード、思ったより作るのが大変で、ご利用者様たちは「疲」だったとか(笑)
亡き祖母のスケッチ
ふとしたときに亡き祖母のことを思い出したりします。
夢に出てきて一緒に話していたのに、ハッと目が覚めてさみしくなったり。
自分で自分をおばあちゃん子だとは思いませんが、きっとそうなのだと思います。
小学校の時にたしか、割り箸ペンで書いた祖母のスケッチをリビングに飾っています。
なんかいつも見守られているような、怒られているような。
あ、でもおばあちゃんに怒られた記憶はあまりありません。
いつもかばってもらっていた気がします。
このスケッチ、我ながら特徴をよく捉えている気がします。
当時の自分を通して見たおばあちゃんが感じられるので好きな絵なんです。
アマビエさんシールで社会貢献(広洋産業さん)
うちのホームでもお世話になっている福祉用具機器の広洋産業さん。
この度、チャリティーとしてアマビエさんシールを販売しています。
※シール画像は2020年5月25日追加掲載
以下ホームページより転載。
「この度ラビッティショップにて、ビックリマンでおなじみ株式会社グリーンハウス様のご協力による「アマビエさま」チャリティーシールを期間限定で販売いたします。
新型コロナウイルスの拡大で落ち込む世の中を明るく元気づけたい!との想いに共感しました!
今回の販売で得れらる収益は、諸経費を除くほぼ全額を子供向けの活動をされる団体様へ寄付することといたします。
新型コロナウイルスによって自粛を余儀なくされているお子様方への支援としたいと考えております。
「アマビエさま」シールが、新型コロナウイルの退散を願う皆さんの明るい話題となり、
寄付によって、より多くの方々の助けとなる事を願っております。」
とのことです。
シールを制作しているのは、あのビックリマンチョコのシールをデザインしていたグリーンハウスさん。
ビックリマン世代の私もポチってしまいました!
ちなみに、広洋産業さんの社長の中村君は中学の同級生。
来週ZOOM飲み会する予定です。
煎餅入りのクッキーめちゃ美味
お出かけできない毎日で気が滅入ります。
自分は大好きな萌季屋さんのコーヒーを飲んで過ごしています。
ちなみに珈琲カップは結婚祝いに安西クリニックの安西先生からいただいた、こちらもお気に入りのカップです。
先日ある方から草加煎餅と、草加煎餅のチップが入ったクッキーをいただきました。
この煎餅入りのクッキーがなんとも言えない美味しさです。
塩キャラメルのような、甘塩っぱい洋菓子的な、でもお醤油香る煎餅だし。
通販もやっているようなので興味があれば是非お試しあれ。
小宮のせんべいさん
http://www.komiya-senbei.co.jp
「お花見」を届けてきた!
毎年この季節はホームのご入居者様たちは桜を見に出かけています。
しかし今年はコロナによる事情を考慮してお花見は自粛しています。
高齢の方にとっての桜は特別なものです。
「今年の桜も綺麗だった。来年も見られるかな。」
といったように桜の開花を自分の人生と重ね合わされる方も多いです。
何とか桜を見させてあげたい!
でもどうしようかと考えていたところ、
そうだ!グリーンさんに相談してみよう!と思いました。
下総中山駅前の花グリーンさんのお花はいつも元気ですし、
グリーンさんに頼んだら何とかなるかも知れない!と思ったのです。
電話をしたのが昼の12時頃。
「夕方5時くらいには店に入るから取りに来る?」
との事!
でも実際には14時頃に電話が鳴って、
「潤ちゃん!もう店にあるからいつでも取りに来て良いよ!」
メチャクチャ早いっす。
はい、こんな感じで用意していただいていました。
どこかの桜の枝を切って持って行ったわけではありませんので(笑)
ヘルパーさんに生けてもらいました。
ご入居者様へのサプライズ。
どんなリアクションだったかは各施設のブログにてご覧下さい。
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