コロナ禍も落ち着いてきて、介護施設の視察の機会が徐々に増えてきました。
今回は東京都大田区にある善光会さんのサンタフェガーデンヒルズさんを視察をする機会をいただきました。
サンタフェガーデンヒルズさんは特養やショート、デイサービスなどの地上10階建の複合型施設です。
羽田空港のそば、まるでウォーターフロントにある高級マンションといった佇まいです。
何よりも「日本で1番ICTを活用している介護施設」として有名な施設です。
こないだニュースにもなっていましたが、岸田総理や河野洋平大臣も視察に来られていました。
(参考:内閣府の資料)
実際の介護現場を見学して印象的だったのは、
「あんまり”未来未来”していないな」
というところでした。
たしかにヘルパーステーションにはPCモニターが2台縦置きで設置されていたりと、
ICT感はあるのですが、居室のセンサーなどは目に付かないようになっています。
一見すると一般的な介護施設と見た印象が変わらないのです。
良い意味で「普通」なので、入居者にとっても自然で居心地が良さそうでした。
そしてスタッフの方もゆったりと余裕を持ってケアされており、
まろやかで穏やかな空気が流れていました。
ミニセグウェイや骨伝導インカム、眠りスキャン、介助ロボットなど、
未来感のあるデバイスがありますが、
多くの取り組みはさりげないというか、自然な感じで導入されているのがとても素敵でした。
補助金を利用しないと導入が難しい物もありましたが、
いくつか弊社でも取り入れられそうなものもありました。
利用者の快適性や安全性、職員の業務負担の軽減。
とてもとても大事です。
すすめてまいります。