相談員の坂田です。
ありがたいことです。
大正琴のボランティア「あかしあの会」の皆様には
もう10年近く足を運んでいただいております。
先日、お越しいただいた際の一曲目は「知床旅情」でした。
前奏が始まり、ふと男性のご利用者様に目をやると・・・
あれ?泣いていらっしゃる?
スタッフはすぐ横で見守らせていただきました。
のちにその方からお話を伺うことができました。
若い頃に旅をしたこと、苦しくはあったが良い時代を生きてこられたと。
ポツリポツリ紡ぎ出してくださるその言葉には確かに人生がありました。
その方の大切な想いに寄り添うこと、そんな温かい時間がネストにはあります。